伊八紀行2001過去ログ   


平成13年のアップデート

09/24八幡神社(大原)・09/08諏訪神社(鴨川市)・08/17八幡神社(鴨川市東町)
08/14.15密蔵院屋台彫刻(4代信明)・日枝神社屋台彫刻(後藤義光)
03/11二宮神社(船橋市)・滝不動(船橋市)・03/03金乗院・大日堂(鴨川市)
02/12大山不動尊(鴨川市)・01/14三嶋神社(君津市) 
01/10豊栄神社(長南町)・福性院(長南町)追加・八幡神社(長南町)追加
01/01/08・称念寺(長南町)向拝その他追加


2001年 [01/04]  [01/06] [02/11] [03/03] [08/14.15] [09/08]
[09/22]  [10/08]  [10/22] [12/30]


12/30(日)今年最後の伊八紀行

30日という年末になってしまったが、今日しかないので11時に出発。
快晴ではあるのだが、西風の突風が吹き荒れていた。

最初は白子町の白子神社→大原長志の顕妙寺→大原長志下区の熊野宮
→岬町の天神社→大多喜堀之内の妙光寺と廻った。

白子神社は拝殿より本殿が古く、本殿の彫り物は神社でも確認はしていない
と資料に書いてあるが、作風の特徴から伊八一派に相違ないでしょう。
本殿は後藤系の作風でした。

大原長志の顕妙寺は祖師堂の向拝虹梁、軒周りの波彫刻が初代の作風です。
スグ近くに下区に熊野宮があり、建物も相当傷んでいるが初代伊八らしき
彫り物が梁の唐草と破風の中に見られた。

岬町の天神社は過去にも訪れているが、ここも本殿は古く拝殿は新しい。
本殿の彫り物は伊八系ではあるが、傷みが激しく細かい部分が判別不可能。

大多喜堀之内の妙光寺は今、大多喜霊園として墓地を造成していた。
本堂は昔の造りであるが、向拝に彫り物はない。
堂内に欄間かなにかあるのだろうか、不明で後日時間のあるときに
再び訪れることにした。

毎年今頃南総方面に行っているが、今年はいつになく道路が混雑していた。


10/22 (月) 富山町・平久里の祭りと館山市・南総里見祭り

10/20日は平久里の祭り、実は去年も行ったのですがまた行ってしまった。
平久里はへぐり囃子のメッカで、
南総地域の祭囃子は殆どがこのへぐり囃子系です。
そこで今年は囃子の研究で、レコーダーをもってへぐり囃子の勉強です。
南総でいろいろ何回も聴いて解ってきましたが、
後日ナニカの折に発表しようと思います。
単純に言えば、南総の祭り文化は北総より歴史があるということです。

10/21日は南総里見祭りで館山市の
神輿と山車が相当数出るというので、行って来ました。
まず神輿ですが江戸型と少しスタイルの違う古式の大型神輿です。
麻賀多の神輿は深川八幡の写しですが、それより背が低いようです。
7.8基全ての神輿の屋根は里見氏関係なのか鳳凰でなく擬宝珠です。
また南総は有名な宮彫刻師を輩出している土地柄ですから、
神輿の胴回り、鳥居にはトコロ狭しと彫刻を張り巡らしてあります。

山車・舟型屋台にも彫り物が多く、山車幕・高欄の幕も刺繍が立派です。
山車・舟型屋台は近代の製造のように思われますが、
漁師町の心意気がうかがい知ることが出来ます。

祭り囃子は上記に述べたようにへぐり囃子系で、
山車では下から大太鼓を打ちます。

10/08 (月) 鴨川市東條・西條・曽呂・江見地区祭礼

天候は曇り、12時20分出発。
いつも通り本納をぬけて行くと橘神社の祭礼に当たり、3臺の山車に遭遇。
屋根が万灯の様で真ん中に人形が上下する仕組みだ。

茂原から大多喜297号、勝浦温泉の近く松野交差点から右折、勝浦市にはいる。
この辺りも祭礼で神輿が古くて大型です。
屋台で囃子もやっており、笛を持った人に「何囃子なの?」と聞いたら、
7種類くらいあるけど、何囃子だか解らないとの返事。
そういえば、保田で笛を持った人に尋ねても何囃子だか解りませんでしたね。

鴨川には午後2時30分頃到着しました。
東條とか西條地区というのは町ではないので、非常に解りづらいです。
いつも通る裏道で八幡神社の屋台とご対面、ナント5代信月の屋台彫刻でした。
他には八坂神社の彫刻もそうでしたが、東條小に集合が7時というので
帰りました。

東條地区から曽呂地区、江見地区と周りましたがイカンセン時間がありません。
連合で居た江見地区は一通り写真を撮りましたが、武志龍三の屋台彫刻は
江見青木地区でしたので、拝見出来ませんでした。
他の画像は下記にUPしました。

[唐丸ウェッぶサイト]

09/22(土)曇りのち晴れ [鴨川市田原地区祭礼]

22.23と田原地区の祭礼でした。
22日は鋸南町保田も祭礼でもしかして伊八の屋台彫刻に会えるかと
微かな期待で保田の祭礼から拝見することにしました。
結論は伊八のモノは無く、
屋台彫刻3台は全て千倉後藤系で義光らしきはありませんでした。

そうと判れば長狭街道東へまっしぐら。
田原小隣の農協倉庫広場に屋台3台が集合していました。

期待通り一見して伊八系と判りました。双眼鏡で刻銘を確認、
四代信明が2台、五代信月が1台ありまして流石田原地区だなと思いました。

特に四代の池田地区の作は傑作だと思います。
材料の素材が良いのも手伝って、明治三三年作にもかかわらず
つい最近の作の様な新鮮さがあり、仕事も丁寧に仕上がっています。
四代の透かし彫りの技は相当なモノだと感心してしまいました。


09/08(土)曇り・[諏訪神社]

8.9日は鴨川市合同祭で去年は後の祭りに行ってしまった。
江戸型山車3台・屋台3台、彫刻もあるので
後で報告する。

今年は念願の諏訪神社の本殿にある初代伊八の向拝竜を
拝見できるのを楽しみで出かけました。

家を10時に出発2時間で到着、まず諏訪神社に参拝。
諏訪講の山車と神輿2機が祭礼の出発間近であった。
急ぐ心をおさえて、お賽銭をあげ近くにいた氏子の長老に
本殿の竜を拝見させてくれるよう頼むと
快く、写真も撮ってよいとの返事であった。
写真は近々UPの予定である。

合同祭であるが、8日のクライマックスは4時半からの
鴨川小学校校庭での山車揃い。
山車は上下欄の幕、彫刻。屋台は破風・懸魚・欄干の彫刻。
伊八系と後藤系の彫刻も有ったが、銘が確認できませんでした。
[八雲祇園講の破風][八雲祇園講の欄間][山王講の欄干]
[屋台の障子1][屋台の障子2]

08/14.15(火・水)晴れ・曇り   入り口に戻る

夏南総は混雑しているので殆ど行かないことにしているが、
鋸南町佐久間地区の祭礼が8/15日にあるので、
14日から泊まり込み覚悟で出発した。

今回の目的は谷地区にある「4代・伊八・信明作の屋台彫刻。」
この屋台は資料に載っておりまして知っていたのですが
祭礼の日時を知ったのは今年になってからでした。
去年の15日は館山市畑の[瑞龍院]に行ったので
帰りに寄れたのでしたが、残念という他はありません。

14日に安置されている[密蔵院]へ行き本堂向拝竜と屋台彫刻
は滞り無くデジカメに収めました。
この屋台は[平群「へぐり」]と同じで、車輪が2個で担ぎ屋台だ。
実はここで目的を達成したのですが、
他の4台(全部で7台あるらしいが今回は5台参加)が気になり
15日も行ってしまいました。(家から2時間以上掛かる)

15日は1回来ているので余裕の行程です。
3時頃に到着、すでに各地区の屋台が出発しており
駐車する場所を確保してから、3台連合で巡行しているところを追いかけました。

この連合は伊八の屋台のある地区とは道路を挟んで向こうの地区の屋台。
早速デジカメで順番に撮っていく、真ん中の屋台は曳き廻し屋台だ。
後で気付いたのだが、[塚原地区]も曳き廻し屋台だった。

[中地区]という屋台なのだか彫刻の材料がよく、彫りもタダモノでない
のはスグ判るのですが、前後破風の龍・障子の裏を見ても刻銘がない。
屋台前柱左右にも素晴らしい彫刻をはめ込んである。
欄間と欄干の彫刻も何回も見たことのある構図だ。
ゼッタイに名のある彫り師に違いないと思いながら写真を撮っているうち、
柱の彫り物をアップで撮っているとき、根本に朱刻銘がある。

「彫工・後藤義光・八十三歳の作」
我が目を疑いました。こんな所と言っては失礼なのですが、
寒気がしました。
傑作です、これからUPします。

 03/03(土)晴れ    入り口に戻る

 3月初旬の伊八紀行です。
 友人が教えてくれた。
鴨川市資料館で伊八の何か催しがあるらしい、それも3/4(日) までらしい。
ということで、いそいそと9時15分頃出発した。

 資料館には11時20分に着いた。
早速200円を払って見てみると、
江戸時代の版画展と鴨川市で出土した縄文土器の展示が行われていて、
伊八の関連は常設の物以外何もなかった。(泣)
そのまま帰るのも芸がないので、近くにある金乗院大日堂へ行った。

 着いてみたら、大日堂の屋根を銅板で葺き替え工事をしていた。前は瓦葺きでした。
お堂の中は見られず、仁王門辺りを拝見。
よく見ると梁の節間にヤニが吹き出ている、松材を使用しているのである。
伊八の作品の多くはこのような細工のしにくい素材に彫刻している物も結構ある。

 4時から西志津のふれあいセンターで邦楽演奏会を見学する予定でしたので、
地魚と干物を買って、長狭街道にある藏元に寄ってから410号へ、
清和の森から大多喜を抜けて297号へ途中から
茂原、本納、大網といつもの回遊コースで戻りました。いつもより疲れた気がします。

02/11(日)晴れ     入り口に戻る

 今月初めての伊八紀行に出発。9時30分。
連休の中日につき、混雑が予想されるので有料は使用しないでいつもの道で
行ったが、天津小湊・誕生寺の入り口で渋滞に遭遇してしまった。
 128号は比較的に流れていたが、鴨川シーワールド付近が混雑しており
途中から右折、回避した。しかし全般的にどこも混雑していた。

 まず、太海まで行って笹寿司で腹ごしらえ、戻って鴨川・大横渚の信号
から長狭街道へ、吉尾八幡の向拝竜を拝見。そこから大山不動尊へと向かう
途中、山の中腹に大山千枚田がある。写真[1]  [2]  [3]

 大山不動の向拝と全景、境内から鴨川市街を臨む景観は気持ちが晴れ晴れ
します。デジカメで撮ってから、堂の中で越天楽を奉奏、境内から市街に
向かって鎌倉という曲を吹いたが、とてもよく響いて気持ちよく演奏できた
 中腹の家の犬が笛に合わせて吠えていたのが印象的ではあった。

 道路が混雑しているので早めに帰る予定、往きに296号大多喜付近の
いつも寄る八百屋に初物の筍を頼んできたのでそれを買って帰途についた。

 今回は何処も混雑しており、ゆっくり伊八を拝観する事が出来なかった。
連休と夏の時期、房州は大変混み合います。

01/06・晴れ、強風      入り口に戻る
 長南町の八幡神社は何回も訪れているが、本殿の写真はことごとく失敗している。
カメラは30年位前のペンタックスMZ50・ズームは85〜210ミリだが、どうも露出が
うまくとれない。ASA800のフィルムを使っているがいつも真っ黒(T_T)

 今日こそと思い、90センチの脚立新規購入、いつも使用のニコンのバカチョンで
いそいそと出発、撮ってくるぞと勇ましく。(古すぎ ?)

 はっきり言って、今回こそは期待していいと思う。天気は良いし、ジャマは居ないし、
まだ現像には出していないけどバッチリだと思う。

寄った所は、蓮福寺(本納)・新規の豊栄神社・目的の八幡神社(長南町)

 01/04・晴れたり曇ったり(南総地方)     入り口に戻る
 伊八を訪ねる、初詣は長南町佐坪の八幡神社(2代)、君津市大阪の岩田寺(2代)、
大岩の宝生寺(2代)、鴨川市来秀の密光院(2代)、横渚の神蔵寺(2代)と
2代を訪れる予定で出発したが最後の神蔵寺(2代)には行けなかった。

 佐坪の八幡神社は拝殿、本殿ともに2代信常の彫り物がびっしりと付いている、
信常を代表する建造物の一つでしょう。出来も素晴らしいです。

 君津の岩田寺と宝生寺は相変わらず本堂が閉ざされており、
欄間を拝観することができなかった。

 鴨川市来秀の密光院は無住職の寺院なので終っているのは仕方がない。
本堂の正面はガラスなので欄間を拝観することは出来る。

 ついでに池田のリョウ巌寺(4代信月・欄間)ここも無住職にも寄るがたまたま
ガラスの後ろのカーテンが開いており、拝観することが出来た。

 長南町といえば称念寺が在る場所、当然寄ってきました。
去年屋根を修理していましたが、工事は完了しておりました。
ここは周りがガラスになっていますが、正面だけ格子で写真を撮ることができる
ようになっております。行元寺と比較して、なんとうれしい配慮でしょう